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直葬(火葬式)も心を込めて〜火葬式でもご要望に合わせられます。

皆さんこんにちは。

 

以前、直葬(火葬式)について記事を書きました。(2018.12.8 「直葬〜お弔いの心や想いを忘れずに」)

「直葬とは?」「直葬が増える背景」「直葬の流れ」「直葬の問題点」「直葬の費用」などを書いてみたのですが。

今回はもうちょっと掘り下げて書いてみたいと思います。

 

●火葬式を選択する背景

火葬式を選択する背景から考えてみたいと思います。それぞれのご家庭でそれぞれの事情があるのですが、

・費用的に抑えたい

・身寄りがない

・葬儀をしなくても良いと考える

などが多いのかな、って思います。

様々な事情があろうかと思います。火葬式の良い所も勿論ありますが、デメリットもあるものです。以下のことをぜひお考えください。

 

●火葬式の問題点

・全て省略されたお見送りのため、十分なお別れができなかったと感じることがある。

・故人と過ごせる時間はそんなに多くはない。

もう少し細かく説明しますね。

 

①親族の理解を得る必要がある 

火葬式は、多くの方がイメージされる一般的な葬儀とは異なります。そのため、後日トラブルにならないように、家族間の理解だけではなく、親族に対して火葬式を行う旨をしっかりと伝え、理解を得ておくのが無難です。

まずはどんな葬儀、どんなお見送りをするのか、事前に家族だけではなく親族間で話し合った方が良いでしょう。

②参列を希望される方への配慮が必要

火葬式は基本的に身内のみで行うため、葬儀に参列できなかったことを悔やまれる方がいるかもしれません。また「ご逝去されたという事実」はいずれ知れてしまうものです。後日どのようにお知らせするのかを考えておいた方が良いでしょう。

③菩提寺へ納骨できない可能性がある

一般的に、菩提寺がある場合は、仏教の考えに基づいた葬儀を行い、仏弟子になった証として戒名を授けられます。ですので火葬後に戒名をもらおうとしても、お寺さんに断られるケースがあります。

菩提寺には火葬式を行うことを事前に伝え、理解を得ておかないと、宗教的儀式を省いた直葬を行ったことにより関係を損なう可能性があります。場合によっては、菩提寺への納骨を断られるケースもありますので、事前に相談しておくようにしましょう。

今後のお付き合いのことも念頭に入れておいた方が良いですね。

 

●弘善社の考える「火葬式」とは

当社では、火葬式でも儀式の一つとして捉え、心のこもった「お見送り」を心掛けております。

火葬式といえどもご家族の想いは多種多様。ご要望もあろうかと存じます。火葬式を行うにしても、事前にお気軽にご相談ください。

火葬式のメリットもありますが、同時にデメリットもあります。弘善社では、起こりうる問題に対して、アドバイスさせていただきます。

 

●火葬式でもご要望に合わせられます

お通夜、葬儀を行わない、シンプルな形式の「火葬式」ですが、限られた時間の中でも、ご家族の要望に合わせて手配できるものもございます。

・読経の手配

「お通夜、葬儀の読経までは希望しないが、出棺前の読経だけはお願いしたい…」とのご希望があれば、当社にてお寺さんを手配させていただくことも可能です。

・その他、火葬場でのお食事や、お香典返しなどを別途手配することも可能です。

 

●「一日葬」(ワンデイセレモニー)のご提案

「故人様と過ごす時間をゆっくりもうけたい」「家族だけではない他の親戚も集まりたい」と希望される方も多いです。

火葬式で行った場合、お別れの時間が短いため、「見送った実感が湧かない」と感じる方も多いように思います。

「一日葬」とは、お通夜を行わず、火葬と同日に葬儀を行う葬儀のことです。本来2日間かけて葬儀を行うものを一日で行うので、節約できる費用も多いです。また、ご高齢のご家族への身体的負担や、遠方から来られるご親戚の負担も軽減できることが特徴です。

「通夜、葬儀の2日間の葬儀ではスケジュール的に難しい」「でも火葬式では寂しい気持ちも…」とお考えの方は、ぜひ「一日葬」をご検討してみてはいかがですか?

当社の費用の部分やホームページも修正する予定です。「火葬式」についてより分かりやすく提案できるようにいたしますので、ご期待下さいね。

グリーフについて考える

先日、シニアライフカウンセラー養成講座の講師を務めてきました。今回は上級講座だったのですが、その中で「グリーフ」のお話しをさせていただきました。

cocodeからみた風景。まだ残雪が多いです。

 

「グリーフ」

聞きなれない言葉ですよね。

今回はグリーフの意味とそれにまつわることをお話しいたします。

 

グリーフワークとグリーフケア

 

グリーフ(grief)とは、「深い悲しみ」の意味です。大切な人やものを失うことによって生まれてくる、その人なりの自然な反応や感情、プロセスのこと。

「グリーフワーク」は、深い悲しみに陥った人が立ち直るまでに行う心の作業。喪の作業。癒しの作業のことです。

「グリーフケア」は、悲しみや不安にある人に対して心から配慮して係わること。

葬儀は遺族の心の深い悲しみを思いやり、グリーフワークに役立つものと解釈されています。このためには死別によって引き起こされる悲しみはどんなものかを知る必要があります。死別の「悲嘆のプロセス」と言われるものをご説明しますね。

 

<死別の悲嘆のプロセス>

亡くなる人と深い愛情関係に結ばれていた家族、あるいは、突然の死に出会った家族が、死と対面して起こるプロセスは次のように理解されています。

①第一段階 衝撃

ショックを受けて取り乱す人、あるいはショックによって現実感覚が一時麻痺状態に陥る人がいます。表面的には平静ですが、内面ではショックを受けており、平静状態と呆然状態が交互に現れる例もあります。

②第二段階 否認

死亡の事実そのものを認めず、きっとどこかに生きていると思い込んでいたり、あるいは、死亡の事実は一応客観的に認識してはいるものの、主観的にはまだ生きているという想いが行き来している状態です。

③第三段階 パニックや怒り

自分が制御できなくなりパニック状態に陥ったり、あるいは理不尽で不当な運命に対して激しい怒りが生じます。この怒りを抑制したり、内にとどめておくと、怒りは反転して自分に向かい、事故破壊に陥ったり、心身の健康を損なったりする危険があります。

また、周囲の人々や死者に対して敵意の感情を抱いたり、死者に対する自分の過去の行為を悔い、「あんなことしなければよかった」「ああすればよかった」と罪の意識に苛まれることがあります。

④第四段階 抑鬱と精神的混乱

空想の中で死者がまだ生きていると思い込んで、そのように実生活でも振る舞ったり、孤独感に襲われて人間嫌いになったり、気が沈んで引きこもってしまったりします。また、やる気を失い、何をしていいかわからない状態になることがあります。

⑤第五段階 死別の受容

辛い現実を見つめ、死の事実を受け入れようとし、ユーモアや笑いを取り戻すことにより、悲しみから立ち上がる状態です。

もちろん、全ての人がこれらの段階をそのまま辿るとは決まっていません。また、言葉で「悲しみ」と表現しても、死別の悲しみの現れ方は多様です。しかもこれは死別に出会った人が陥る自然な心理状態であって、決して病気ではないということを理解する必要があります。人の死とは、愛する人にとって心を揺り動かすほどの大変な出来事なのです。

<悲嘆の処理に失敗する危険>

多くの人は葬儀、四十九日、百か日、一周忌という喪のステージ(段階、場面)を踏むにつれて、悲しみの状態を乗り越えて、日常生活に復帰できる状態になります。かつての喪のステージは、死別した遺族の心情に合致したからこそ受け入れられたシステムだったと言えるかもしれません。

しかし、全ての人がこうした辛い悲しみの営みを無事通過できるとは限りません。悲しみを無理に抑制することにより、心身に異常をきたして心身症に陥ったり、いつまでも悲しみの状態にとどまったり、あるいは自己破壊から自殺衝動に走ったりする危険性があります。

その兆候は、悲しみ、怒り、敵意を一切表現しなかったり、異常な寡黙状態に陥ったり、重篤な睡眠障害に陥ったり、自尊心が失われたり、罪意識をもつ対象が死者以外のものにまで広がったりすることに表れます。こうした状態に陥った場合、精神科医などの専門家の診療を受ける必要があります。

<ケアの原則>

①事実を見つめる

「早く忘れなさい」「がんばって」「しっかり」という言葉は避けたほうがよいと言われています。励ましているのではなく、負担が大きくなります。悲しみのある人に、悲しい事実を忘れることを強いるのは、一般にマイナスになります。むしろ悲しい事実をみつめる事が大切です。

悲しみの状態を理解してあげることが必要です。

②話を聞く(傾聴)

同じ目線にたって聞く。アドバイスではない。無理にはしない。

悲しみのある人に大切なのは、説教したり、助言したりすることではありません。同じ目線に立って、その人の想いを静かに聞いてあげることです。しかし、無理して話をさせることは逆効果になることもあります。相手が話ししたいときに、その人の想いを吐き出させ、怒りに対しても遮るのではなく、その怒りを発散させる事が必要です。

③悲しみを避けない

葬送に関することで言えば、死者に会わせない、火葬場に行かせない等というのは、配慮ではなく現実を受け入れられなくなる結果になることもあります。

子供を交通事故で亡くした親に、かわいそうだからと傷ついた子供に会わせない、あるいは残酷すぎるからと火葬場にいかせない、などというのは周りの配慮から出る行動ですが、時折、これが逆効果になり、死の現実をなかなか受け入れられない結果になることがあります。

本人が望むのであれば、遮らず、辛い現実であっても対面させる事が大切です。親を亡くした子供にも「長い旅行に出た」「お星様になった」と現実をあいまいにして説明するのではなく、子供が真実を知ることを望むなら「死亡した事実」をきちんと説明すべきです。

親を失った子供は、死の悲しみを論理的に表現できないことがあります。しかし感情としては理解しており、不安・悲しみが行動などに様々な形で現れ、情緒が不安定になったり、暴力的になったり、落ち着きを失ったりします。注意して見守る必要があり、悲しみを表現させる努力が必要です。

④事務的処理の負担をかけない

負担になるなら代行する。しかし無理に引き離すとマイナスになる。

もし死後の事務的な処理が煩雑で、負担になるようでしたら、周囲の人が代行して、その人の気持ちの負担を軽減してあげることは大切なことです。しかし、もしその人が、それをすることを心から望むならば、代行を申し出ることがあっても、無理矢理その仕事から引き離すことはマイナスになることがあります。

⑤笑うこと、休息は不謹慎ではない

本人が自然に行うことであれば必要なことです。

悲しみにある人が通夜や葬儀の場で他人の冗談に笑っても、疲れて休息を取っても「不謹慎である」と非難してはいけません。本人が自然に行うことであれば、悲しみというストレスには、笑い、ユーモア、休息は必要なことである、と理解すべきです。

⑥一人にしない

孤独感が強い、周りの人に敵意を抱く、そんな状態のとき大切なことは気をつけて側にいてあげることです。監視するのではなく、その人の側に静かに寄り添ってあげることが必要です。

⑦自分の悲しみの体験を分かち合う

ケアする人が、家族の死に出会った体験を持っているのであれば、自分の体験した悲しみを思い起こし、その気持ちを大切にして相手に接することで、しばしば共感しあうことができます。また、そうした体験の無い人も自分の場合のことを想像して、その立場で接すると良いでしょう。

 

※葬儀はグリーフケアの機能があると言われます。それは葬儀のもち方、係わる者の態度が適切だったときです。反対にグリーフワークを阻害することもあります。

※いわゆる直葬など何もしない葬儀の場合や本人の希望の形と、家族や親しい人の希望する形が違う場合、残された人々が死をきちんと受け入れることができるのか、心配な部分があります。

 

いかがでしたか?

ボク自身は、グリーフとは、「心の在りよう」「亡くなった事実に対する捉え方」だと思うのです。

「亡くなった」ことは事実。

でも事実に対して、捉え方は人それぞれ千差万別です。たとえ家族間であっても同じとは限りません。そしてその捉え方は「全て正しい」のです…。

ケアをしようとするならば、まずそこを認識しなければならないと思います。

そして一番大事なのは、アドバイスをすることではなく、「傾聴」することだと思います。

グリーフは最終的には本人が本人の力で解決しなければなりません。であれば、傾聴してあげて、アドバイスを求められればそこで初めてアドバイスしてあげる。

そんなスタンスが大事なのかな、って思います。

旭川の火葬場について〜人生の最期に行くところ

皆様こんにちは。

今日は友引なんですけど、当社では出棺が2件ありました。

基本的に、友引日って火葬場はお休みなんですけど、事前申請すれば開業してくれるんです。

そんな火葬場ですが。

皆さん知らないことも多いと思います。

しかし、旭川市民ならば、もれなく人生の最期に行く場所なんですよね。

ということで、今回は旭川の火葬場についてお話ししてみたいな、と思います。

ロビーのオブジェ。幻想的な雰囲気です。

 

火葬場の概要

 

・旭川の火葬場の正式名称は、「旭川聖苑」と言います。平成12年から共用開始。

それまでは台場と永山に火葬場がありました。現在は、東旭川倉沼にある「旭川聖苑」の一箇所です。

 

・火葬炉は15基あります。ただし順繰りに火葬炉のメンテナンスをしており、15基フルに稼動していない時も多いです。1日の火葬件数は20件を超えることも多々あり、混み合うことも多い旭川聖苑ですが……

旭川市民34万人に対して火葬炉15基。多いと思います?少ないと思います?

ちなみに、札幌市の場合、人口196万人に対して火葬炉59基(里塚、山口二箇所合わせて)です。

1基あたりの人口比率で言うと、札幌市は旭川市の比ではないです…(札幌市の方が激混みです)

 

・実は旭川市外の人も使用可能です。火葬場の無い鷹栖町も旭川聖苑を使用しています。火葬場使用料は旭川市民は12,000円なのですが、旭川市外の方は24,000円となっております。

 

・火葬の順番はその日の到着順です。市役所に火葬の届けを提出した順ではないです。あくまで火葬当日の到着順なのです。

 

・では、16番目に到着するとどうなるのでしょう?1番目に火葬した方が終わらないと火葬できません。終わるまで待たされることもあります。ちなみに、16番目以降の火葬を、我々は「二番釜」と呼んでいます。

 

・「二番釜」になると、どうなるのでしょう?火葬や収骨が遅くなりますよね?葬儀式場に戻ってきてからの「還骨法要」も遅くなってしまうのです。「還骨法要」が遅くなると、お参りするお寺さんも大変ですし、何よりご遺族様が大変です。遠方から来ていたご親戚がいると、帰りが遅くなってしまうことも考えられます。

 

・なので、葬儀社としては、何としても1巡目(我々は「一番釜」と呼びます)を目指したいのです。各葬儀社さんも考えることは同じ。結果、市内の葬儀読経開始時刻は9時が主流になりました。(ひと昔前は10時読経開始が主流でした)

 

・と言うことで、各葬儀式場はどこも9時読経開始にするのですが…火葬は到着順です。火葬場から近い斎場と遠い斎場が同じ9時読経開始なら…近い斎場の方が有利ですよね。

 

・「火葬場から近い斎場」と言うのは、実は式場選びで重要なポイントです。ちなみに火葬場から近い斎場の有利なポイントはそれだけではなく、霊柩運賃も安く済むのです。(霊柩自動車はタクシーやバスと同じで距離に応じて料金が違います)

 

友引日の使用

 

・いわゆる六曜(大安、仏滅、先勝、先負、赤口、友引)は仏教の考えではありません。しかし、「友を引く」と言うことで、友引にお葬式を避ける傾向にあるのは現在でも変わりません。

 

・友引日は基本的に火葬場は休業です。

 

・しかしながら、友引にお葬式することも(数は少ないですが)あります。ですので、友引日でも、事前に申請すれば臨時開業してくれます。ただし、毎月第二友引日は必ず休業します。

 

保冷室について

 

・様々な事情で、「直葬」を希望される場合があります。

 

・「直葬」とは通夜や葬儀などの宗教儀式を行わない、火葬のみの葬儀形態ですが、ご逝去されて直ちに火葬できる訳ではありません。法律上、ご逝去されてかか24時間経過しないと火葬できないことになっているのです。そのため、直葬を希望されても、その日のうちに火葬することはできないので、どこかに安置する必要があります。

 

・葬儀社さんで斎場内に安置スペースを備えているところもありますが(当社斎場にもあります)、旭川聖苑にも「保冷室」と呼ばれる安置場所があります。

 

・保冷室使用料は1日2,000円。料金は格安ですね。ただし、保冷室安置までに「火葬許可証」が発行されていることが条件になります。

 

共同墓について

 

・旭川聖苑の敷地内に、「共同墓」の施設もあります。

・「共同墓」とは、お互いに知らない同士の複数人が一緒に納骨する場所のことです。お墓の面倒を見る人がいない場合や、お墓を建てる費用を出すのが困難な場合に選ばれてきました。

・近年では少子化が進み、お墓を守っていく子孫がいないケースが増えてきています(お墓の承継問題)。

 

さて、いかがでしたか?

市民ならば人生の最期に必ず行く場所でありますが、馴染みのない場所でもあると思います。

皆さんのお役に立てれば幸いです。

【後見人が見送る葬儀〜身寄りのない人のお見送りに立ち会いました】

こんにちは。

ボクの高校時代の友人であり、現在の仕事上でも関わりが多く、教えてもらうことも多い、行政書士の曽木敦子さん

曽木敦子さんは、旭川市において「終活」をメインに活躍されている、ちょっと有名な行政書士さんです。

当社の終活セミナーで講師をしてもらったこともあります。

 

そんな曽木さんから相談があったのは、去年の12月半ば。

その相談内容とは、曽木さんが成年後見をしている女性がご逝去された時、どうしたらいいか? との相談でした。

その女性は身寄りがなく、かつ生活保護受給者でした。

ボクが最近取り組んでいる、「おひとりさま」向けの終活。

「おひとりさま」と言っても、事情は皆さんそれぞれ様々です。

今回は「後見人がいて」「身寄りがない」「生活保護受給者の方」はどのような流れで野辺の送りをするのか。

あまりないこのケース。

まとめてみました。

 

<今回思ったこと>

①死後の事務手続きは誰がやるのか?

②お金の出どころは?葬儀はどのような形式か?

③死後の実務的なこと(葬儀:火葬場へ連れて行く、収骨する、納骨する)は誰がやるのか?

④お骨はどこに行くのか?

 

 

①死後の事務手続きは誰がやるのか?

今回、死後の手続き(死亡診断書を病院から受け取って、市役所に死亡届の提出、および火葬許可証の手配)は曽木さんが行いました。

曽木さんは後見人です。

実は、後見人のお仕事には、(死後事務委任契約を生前に結んでいない限り)死後の手続きは含まれていないのです。

さて、後見人の根拠となる「民法」ですが….

民法は「生きている人」を対象にしています。

後見人のお仕事も、存命している被後見人を対象にしています。

被後見人が亡くなると、後見人の手から離れるのです。

つまり、死後に行う諸々のことは、本来、後見人の仕事ではないのです。

でも、そうなってくると、誰も手続きしてくれる人がいないですよね?

実は、後見人の「善意」で最後のお葬儀を行うことが多いのです。

今回のケースも、曽木さんの善意。

「誰もやる人がいない。でも誰かがやらないと。」そんな後見人の善意で成り立つこともあるのです。

 

②お金の出どころは?葬儀はどのような形式か?

今回、故人が生活保護受給者だったので、葬儀の費用は生活保護費で賄われました。生活保護には「葬祭扶助」というものがあるのです。

旭川市の場合、満額支給で約20万円。その中から葬儀を含めた死後の手続き一切を支出しなければなりません。

なので、葬儀の形式としては「直葬(一切の儀式を省略し、火葬のみを行う形式)」になります。

 

③死後の実務的なこと(葬儀:火葬場へ連れて行く、収骨する、納骨する)は誰がやるのか?

これらも本来は後見人のお仕事ではありません。

しかし、後見人の善意に頼らざるを得ない現状があるのです。

今回は曽木さんと私で火葬場まで行き、火葬に立会い、収骨も二人で行いました。

 

④お骨はどこに行くのか?

身寄りがない方が亡くなった場合、最終的には行政(旭川市)がお骨を預かるようです。

旭川市の場合、身寄りのない方のお骨は神居にあるお寺さんが、(これもお寺さんの善意によって)納骨してくれるようです。

火葬場である旭川聖苑のロビー。

 

 

今回のことは、後見人制度や行政のあり方、そしてボクら葬儀社にお手伝いできることを改めて考える機会となりました。

今回、後見人である曽木さんの善意によって、故人様を野辺送りすることができました。

しかし、後見人のいない、身寄りのない方が亡くなった時、最後は誰が面倒を見るのでしょうか?

そんなことを考えさせられた機会になったのです。

 

自分の最期に不安のある方。

ぜひご相談くださいね。

【女性や小さなお子さんがいても安心な斎場を目指して】

こんにちは。

旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。

当社では、「葬儀」を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。

少しずつ、分かりやすく、旭川の終活事情についてお話ししていきますので、皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

 

さて、年始の会議において、

「当社のやっていることをもっと知ってもらおう」

「当社の取り組みをもっと知ってもらおう」

 

と社員さんに向けてお話ししました。

当社の目指す方向性の一つに、「女性や、小さなお子さんがいても安心な斎場を」というのがあります。

当社では以前から取り組んでいることではあるのですが、皆さんにまだまだ知られてないことも多いのです。

そこで、少しご紹介したいと思います。

 

<チャイルドルーム~小さなお子さんがいても安心>

小さなお子さんを連れて葬儀に参列し、ぐずりだしちゃった経験はありませんか?

お子さんのおむつ替えスペースに悩んだ経験はありませんか?

小さいお子さんが長い葬儀に耐えられなくて泣き出してしまうことはよくあります。

また、控え室でもお子さんの居場所がなかったり……

小さいお子さんはじっとしているのが苦手ですよね。

葬儀場は小さいお子さんにとって、居心地の良い場所ではありません。

そんな時、チャイルドルームをお使いください。

また、実はウチの斎場、「旭川市こんにちは赤ちゃんステーション」にも登録しているんです。

ママさんの負担が少しでも軽くなりますように……

 

<控え室~アメニティも充実>

急遽斎場に泊まることになったけど….タオルや歯ブラシの持ち合わせがない、ということはありませんか?

当社の斎場控え室にはお風呂が完備しております。

ボディソープ、シャンプーはもちろん、タオルや歯ブラシも常備しております。

お通夜の後も、ゆったり過ごすことができますよ。

 

<お化粧室~朝の身だしなみを整えたい>

朝の身支度をしている中で……顔を洗いたいし、歯も磨きたいけど洗面台がない!ということはありませんか?

 

朝の身だしなみ、特に女性の方は大変です。

当社の控え室には洗面台が一台あります。が、朝はどうしても混み合うもの。

控え室の洗面台とは別に、「お化粧ルーム」に洗面台が5台ありますので、混雑も少ないんですよ。

これで朝の準備も安心ですね。

式前の身だしなみをしっかり整えることができますよ。

 

<お着替え室~気兼ねなくお着替えできます>

喪服に着替えたいけど、控え室では着替えられないし……

しょうがなくお手洗いで着替えをされた経験はありませんか?

 

女性の方は周りを気にすることなくお着替えや身支度をしたいですよね。

当社の斎場では、控え室とは別のお部屋にお着替え室を用意しております。

また必要であれば着付け専門のスタッフを手配いたしますので、和装へのお着替えもしっかりサポートできますよ。

 

いかがでしたか?

女性目線、小さなお子さんがいるママさんの目線で、当社の「女性や、小さなお子さんがいても安心な斎場を」の視点で取り組んでいる部分をお伝えしてみました。

今後、斎場施設だけではなく、サービス面においても女性目線、ママ目線のサービスを展開していく予定ですので、ご期待くださいね!

【家族葬体験談〜葬儀社の思う家族葬の良いところとそうとも言えないところ】

こんにちは。

旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。

当社では、「葬儀」を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。

少しずつ、分かりやすく、旭川の葬儀・終活事情について情報発信しております。皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

さて、現在主流とも言える家族葬。

その体験談をまとめてみました。

 

<良かった、というご意見>

●前回はたくさんの人が来て大変だったが、今回は誰にも気を遣うことなく思い通りの葬儀が出来た。(喪主の妻)

●食事や返礼品などの費用を軽減できた。(施主男性)

●故人の入院が長かったので、近所付き合いもなく、また友人や同級生もすでに他界している方が多く、家族だけでおこなった。こぢんまりと家族だけで、温かい雰囲気のなか、お別れが出来た。(喪主男性)

 

<後悔した、というご意見>

●妹の希望通り家族葬で、新聞の「お悔やみ」に載せなかったが、後から色々な人が弔問にみえて、「なぜ知らせてくれなかった」と言われたりする度、いちいちお詫びと説明をするのが疲れます。いつまで続くのでしょうか。(喪主夫妻)

●来てもらうつもりがなかった親戚が、来ると言って来たり、お供えを出すと言ってきたり、私達の想いが伝わらず口論が絶えない中でお通夜を迎えました。結局、お通夜も葬儀も親戚には来て頂いたのですが、こんな事なら最初から家族だけでやると決めなければよかった。

●家族葬だから来なくていいと言ったのに、町内会長さんが近所の人のお香典を預かってきたり、後でお香典やお供えを持ってくる人がいて、その都度お返しを用意してお礼とお詫びに伺っています。(道外在住女性)

●ご近所に母が亡くなったことを伝えていないので、会う度にいつお話ししようかと悩んでいます。安否を気遣われる方には特に言い辛く、外に出ることが億劫になってしまいました。弟が家族葬でいいと言うし、私も定年退職して会社も関係無いからそれで良いとその時は思いましたが、普通に連絡しておけば良かったです。亡くなった母は何も悪いことをしていないのに、隠し続ける自分が非常に辛いです。(喪主男性)

●主人の携帯に、仲の良い友人からの着信やメールがあります。誰にも知らせていないから、生きていることにしていますが、いつまで嘘を続ければよいでしょうか。(喪主女性)

●家族葬でおこなった為、ご近所の方もご遠慮いただきました。しかしこの後、母1人がこの家に残った後、ご近所の方との関係を考えると、ご近所のご厚意を断ってまで家族葬にこだわる必要は無かったと思います。(道外在住女性)

●家族葬は簡単で安上がりかと思ったら、持ち出しの出費が多かった。前回は香典で殆どの支払いが出来たのに、今回は会社からの香典も一切なしでした。(喪主男性)

●前回は、会社で忌引き休暇を取ることが簡単だったけれど、家族葬ですると言ったら診断書が必要とか、まるで嘘をついて休暇を取るような言い方をされた。母の時は大勢のお参りがあったのに、誰もいない寂しいお葬式にしたことが、子供として父に対して申し訳なく思う。義理姉の意見に従ってしまいましたが、こんな事になるとは思わなかったです。(喪主の弟)

●「近親者のみで執り行いました」と新聞に出した日に、近所の方や親戚が大勢やってきて、そんな可哀想な事をするなとか、色々お叱りを頂きました。(喪主男性)

●ほんの家族だけで行おうと思ったのに、孫や親戚が来るといってきかなくて、座る場所もなく、迷惑をかけてしまった。次回は広い所にします。(安置室利用 喪主女性)

●義理で来てもらうのも悪いし、本人の遺言だったから家族葬にしたのですが、そんなに悪いことをしたのでしょうか?親戚や兄弟は未だに反対しています。(喪主男性)

●後で会社から、社員の親が亡くなった時の規定(香典・手伝い・供物・焼香)を全て断っているので忌引き休暇を適用することは出来ないから、親戚の葬儀で休んだことにしておくと言われた。今思えば、会社から貰えるものは貰っておけばよかったかな。(喪主男性)

 

<家族葬だから・・・と言われた一般の方からの問い合わせ>

●うちの社員が、家族葬でするから、会社からのお参りもお供えもお断りすると言うのですが、本当に何も出さなくていいのでしょうか?いつも社員のお葬式には、必ずお参りに行っているのですが、これはどうゆう事なのでしょうか?

●最近、知り合いが亡くなって、家族葬でしたらしいけど、その人にも何十年かの人生があって、お知り合いもいたのにね。お別れできないなんて寂しいことです。

●私の家は普通にするけど、家族葬でした家には、私達もお参りに行ってないし、今父が亡くなった事を言っていいのか悪いのか、どうなのでしょう?

●遠い親戚で今亡くなった人からは、以前香典を頂いていますし年賀状も毎年頂いています。その家とは一通りお付き合いをしてきたつもりですが、息子さんや嫁さんは付き合いしない、ということでしょうか?

 

<相談者が誤解しがちな家族葬のイメージ>

①安い 

●食事やお返しが少ない分、確かに安くなります。しかし、お棺をはじめとする葬儀費用やお寺へのお礼は同じです。

※香典収入が少ない分、ご遺族の方の持ち出し分が多くなります。

※収支で考えると「安い」とは言い切れません。無理のないご予算でお考え下さい。

②簡単 

●家族葬のつもりが、普通になってしまうことがよくあります。経験のある方ほど、普通にイメージしているお葬式がわかりやすく。新しい言葉には抵抗があります。

●「呼ばれなかった」など、無碍に扱いを受けた印象は、簡単には修復できません。

③最近多い

●確かに以前より多いですが子に当たる方が親の葬儀を出す場合は、やはり少数派でしょう。

●ご高齢で家族の無い方や、その他色々なご事情の方も増えております。

 

さて、いかがでしたか?

現在主流ともなっている家族葬ですが、そのやり方は様々です。

ボクたちの考える、葬送における最も大事なことは「故人様を想う心」です。

「故人様を想う心」を念頭に考えていただければ、間違いのないお葬儀ができると思います。

皆さんはどんな葬送をお考えですか?どんなお見送りを希望されますか?

先ずはご希望やご要望をお聞かせくださいね。

 

【葬儀のあり方を考える〜色々な葬送があってもいいですよね】

こんにちは。

旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。

当社では、「葬儀」を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。

少しずつ、分かりやすく、旭川の葬儀・終活事情について情報発信しております。皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

今週、こんなお葬儀がありました。

お寺さんを呼ばず、お通夜はご家族や友人の方が集まり会食をし、葬儀は出棺前にお棺に献花をしてお別れ。

祭壇は通常通り作って、お棺は皆さんが故人様のお顔を見えるように低い位置に安置して。

会場は、いつもなら椅子を並べるところを、テーブルを並べて、軽食や飲み物を振舞って。

そんなカタチのお葬式でした。

 

ご家族にとっては、故人を近くに感じつつ、ご親戚や友人の方と故人の思い出話を話しながら、ゆったりと故人を偲ぶ時間を過ごせたようです。

 

今年に入って、お葬儀に対する価値観の多様化について考えさせられることが多かったです。

それは、お葬儀の現場のみならず、終活セミナーや葬儀相談会をする中でも感じることがありました。

近年、家族や近親者だけで行う「家族葬」は、もはやそれが一般的な葬儀と言えるほど認知されていると感じます。

しかし、近年のお葬式に対する意識の変化はそれだけで十分説明できないのでは、と思います。

お葬儀のみならず、宗教者や埋葬に対する意識も確実に変わってきているように感じるのです。

 

従来でしたら宗教者がいないお葬儀はまず無かったですが、今は「火葬式(直葬)」や「お別れの会」や「偲ぶ会」などの形式があったり。

埋葬のカタチも、お墓や納骨堂の他に、合同墓や散骨、樹木葬など、色々な形式があります。

お葬儀の形もいろんな考在り方や考え方があっても良いと思います。

形式や祭壇やその他諸々。

 

そうはいっても、どんなお葬儀ができるのか、どんな形式でできるのか、費用はどれくらいなのか、わからないですよね。

ボクらとしては、ご家族様の要望に応えられるように、ご家族様に提案できるように、もっともっと研鑽を積んでいかなければ、と感じています。

 

価値観の多様化というのは、何を重視するか、ということ。

お葬儀に関していえば、家族がお葬儀に対して何を重視するのか、何を望んでいるのかに我々は敏感にならなければダメだと感じています。

 

ボクたちの考える、葬送における最も大事なことは「故人様を想う心」です。

「故人様を想う心」さえ忘れなければ、葬送の形は色々あっても良いのでは。

そんなことを年末に思いました。

 

皆さんはどんな葬送をお考えですか?どんなお見送りを希望されますか?

先ずはご希望やご要望をお聞かせくださいね。

 

【斎場の選び方〜おもてなしの心を重視しています】

こんにちは。

旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。

当社では、「葬儀」を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。

少しずつ、分かりやすく、旭川の葬儀・終活事情について情報発信しております。皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

さて、当社の斎場ですが、平成15年に斎場がオープンして15年が経過しました。

設備関係の修繕をしながら、綺麗さを保つよう手をかけています。

当社の清掃は、業者さんに任せるのではなく、ほぼ自分たちで行なっております。

自分たちでできることは自分たちで、という思いと、清掃しながら修繕箇所も発見できるので、やはり全て業者さん任せにしたくはない、という思いもあります。

 

ところで、斎場選びのポイント、っていくつかあると思うんですけど、皆さんはどのように選びますか?

 

<斎場を選ぶにあたって多い理由>

○自宅が近い

○そこの葬儀社の会員だから

 

と言う理由が多いのかな、って思います。

それは決して間違いではないのですが、ちょっと待ってください。

ボクが重視して欲しいポイントは、また別にあるのです。

それは、

 

・ホスピタリティ

・火葬場が近いこと

・安置場所の有無

・駐車場の大きさ

などなんです。

ボクの妻の手作りのオブジェです①

 

<ボクが重視して欲しいこと>

○ホスピタリティ

 

斎場の施設の中で、葬儀式場(実際にお通夜・葬儀を行う部屋)を重視される方が少なくありません。町内会館や地域の住民センターはもとより、葬儀社さんの斎場でもそのようなことが見受けられます。

でも、実際に葬儀式場にいる時間というのは、お通夜1時間、葬儀1時間の合計2時間しかいないんです。

それよりも、控室、食堂、お着替えをされる部屋、ロビーなどで過ごす時間が圧倒的に多いのです。

ということは、そこで過ごす時間を快適に過ごせるか、ということを重視してほしいな、と思うのです。

ボクの妻の手作りのオブジェです②

 

○火葬場が近いこと

旭川の火葬場(旭川聖苑と言います)って、どこにあるかご存知ですか?

旭川の火葬場は東旭川にあります。旭山動物園の右側に行ったところ、と言えばイメージし易いでしょうか?

現在、旭川市における葬儀の読経開始時刻は、午前9時が一般的です。常時稼動の火葬炉は13炉です。

旭川聖苑は事前予約制ではなく到着順の火葬です。ということは、14番目以降の火葬はどうなるかというと..….1番目の方が終わるまで待たなければならないのです。

現在死亡者数の増加により、1日あたり20件以上の火葬も珍しくありません。

例えばその日旭川市内で20件の火葬があり、市内の各斎場が同じ9時読経開始で到着順の火葬だとすれば….

近い斎場の方が早く到着する(つまり待たされない)のは明白ですよね?

「火葬場から近いこと」をお勧めする理由はもう一つあります。

皆さんが火葬場に行く時の霊柩バスですが、タクシーと同じように距離によって料金が違うのです。

ということはやはり近い方がいいですよね。

ちなみに当社の斎場は、比較的火葬場から近いですよ!

ボクの妻の手作りのオブジェです③

 

○安置場所の有無

かつては病院でご逝去された後、ご自宅に連れて帰り御安置するのが一般的でした。

ただ現在は様々な理由により、ご自宅に安置しない(できない)場合が多いです。

(ご近所に知られたくない、部屋が狭い、玄関が狭くお棺が入らない、施設入所時に自宅を処分してしまった等)

そこで病院から斎場に直接入られる場合が増えているのですが、全ての斎場で対応してくれるとも限らないのです。

ですので、

 

・斎場に安置場所はあるのか?

・24時間体制で受け入れてくれるのか?

 

は事前に確認されておいたらよろしいかと思います。

当社の斎場は24時間体制で受け入れ可能です。

 

○駐車場の大きさ

クルマ社会の旭川では、ひとり一台でお参りに来ることが多いです。家族葬といえどもご親戚のおクルマが20台以上になることも珍しくありません。一般葬ならなおさらです。

数台しか止められない斎場ならば駐車に苦労しますよね?

 

さて、いかがでしたでしょうか?

ボクが特に重視してほしいと思うのは、やはり「ホスピタリティ」つまり「おもてなしの心」です。

通夜・葬儀の2日間といえども、ご家族の方が安心してゆったりできる斎場が良いですよね。

もし葬儀のご相談をされるのであれば、斎場も見学させてもらったらいいと思います。

当社の斎場も随時見学を受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいね。

 

【生活保護受給者の方の葬儀〜葬祭扶助を事前に知っておきましょう!】

こんにちは。

旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。

当社では、「葬儀」を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。

少しずつ、分かりやすく、旭川の葬儀・終活事情について情報発信しております。皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

さて最近、生活保護受給者の方からのお問い合わせが多くなってきました。

「生活保護で葬儀できるの?」

「費用はどれくらい?」

「保護費で賄えるの?」

「どんな形式のお葬式?」

 

そこで今回は、生活保護における葬儀についてお話ししますね。

 

○葬祭扶助とは?

生活保護を受給している方が葬儀を行うことになった場合、葬儀費用のことで不安がありませんか?

生活保護の扶助制度の一つに、「葬祭扶助」というものがあります。

生活保護受給者の方は、この「葬祭扶助」による葬儀で、保護費の範囲内で葬儀をすることができます。

「葬祭扶助」を利用するには、いくつかの注意事項があります。葬祭扶助で葬儀を行う際の「知っておいたほうが良いこと」をご紹介いたします。

 

○葬祭扶助を利用できる人とは?

これは大まかに、二つのケースが考えられます。

・「亡くなった方本人が生活保護受給者」

・「生活保護受給者が喪主として葬儀を行うことになった」

※生活保護受給者が亡くなっても、家族・親族が生活保護を受けていない場合、葬祭扶助が適用にならない場合もあります。

 

○支給金額や費用やお葬儀の形式は?

支給される金額は、自治体によって多少異なります。

旭川市の場合、満額で約19万~約20万円です。その範囲内で葬儀を行います。

また、葬儀費用に充当できるお金があれば、その分は差し引かれることがあります。

葬祭扶助の金額の範囲内で行うことができるのは、直葬(ちょくそう)と呼ばれる、通夜式・告別式の儀式を行わず、火葬のみをする形態のお葬儀です。(以前の記事を参照してください)これは生活保護法第18条で謳われているように、必要最低限の内容しかできないようになっているのです。

 

○なくなる前に確認すべきこと

・事前に旭川市の担当窓口もしくはケースワーカーさんに、

「葬祭扶助の対象になるのか?」

「葬祭扶助はいくら支給されるのか?」

を確認しておくと良いでしょう。

特にご逝去されたのが夜中とか休日ですと、ケースワーカーさんに連絡が取れない場合があります。ですので、事前に確認しておきましょうね。

 

○亡くなってからの注意事項

葬儀社に依頼する際は、葬祭扶助を利用したい旨をお伝えください。

また、旭川市の担当者の方、もしくはケースワーカーさんの連絡先が分かれば教えてくださいね。

ちなみに、葬儀社の請求は、喪主さんに対してではなく、旭川市に直接請求することになります。

 

○手続きの注意事項

生活保護受給者は、通常旭川市民が負担する火葬料(17,000円)はかかりません。

また、火葬許可証の手続き(死亡届の提出)の際には、各地域の支所ではなく、旭川市役所本庁に行く必要があります。

 

○最後に

葬祭扶助による葬儀は、扶助内の金額で行うため、どうしても制約がついてまわります。

ただ、それにしてもご希望や要望があれば、遠慮なくお伝えくださいね。

故人様の最後の、一度きりのお見送りであることには変わりません。一番大事なのはお見送りするご家族のお弔いの心や想いであると思います。

当社では、ご家族の方が心から納得するお見送りをお手伝いさせていただきますので、ぜひご相談くださいね。